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このたび 別ブログに掲載していた劇評もこちらにまとめました
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ハイバイ「投げられやすい石」 観劇
JUGEMテーマ:演劇・舞台
 
ハイバイ観劇。
これまでずっと見たかった劇団ですが、
なかなか見る機会がなくて。
前作「て」も、かなり高評価だったし、地方公演もあったのですが
北九州だったので行けず、残念に思っていました。

ようやく今回見ることができました。
いつも利用している隣町のホール 大野城まどかぴあの
大ホールの「舞台上舞台」とのこと。
どんなことになってるんだ?と思いましたら・・・・

舞台の緞帳を下ろして、暗幕を引いてあり
四角いただの台のような舞台がおいてあります。
客席は舞台奥に組んである。
つまりお客さんは、舞台の上からホールの客席側を向いて座っているかたちなわけです。
でも緞帳が下りて仕切られているから、客席は見えませんけどね。



私、当日席に座ってパンフを見てはじめて、
サンプルの松井周さんが出演されていることを知りました!(笑)
サンプルも見たい劇団の1つですが、見れていない。
今回は役者での参加ですが、松井さんという人を見られるので、さらに楽しみになりました。

お客さんは満員。(この日は岩井秀人さんのアフタートークもあるからでしょう)
舞台にくっつく所まで、客席が組んであります。


舞台の上には、ボロい横長ベンチが2脚と、鉄棒のような鉄枠と、看板のようなものがあります。
ベンチは組み替えることによって、その場所をうまく表し
鉄枠は主に出入り口を表し、
看板は、そこの写真をかけ変えることで場面転換を無言で説明する。
場面転換は、それらの舞台装置を、役者自身たちがちょっと動かすことで行われます。
簡素でいて、とてもわかりやすい転換でした。
(アフタートークで岩井さんが、こういう演劇的な表現や工夫が好きだ、みたいなことを言っていました。
そういうところにこだわっているとも。)


ストーリーは、美大時代に天才と称された佐藤と
凡才だが佐藤に励まされて絵をがんばって描いていた山田の話。
あるとき佐藤が忽然と姿を消し、山田と、佐藤の彼女だったミキは困惑するが
なんとかそれを消化して、新しい生活にシフトしていく。
そんな時、失踪してから2年たって突然、佐藤が山田たちに会いに来る。
現れた佐藤は明らかに様子がおかしかった・・・・ といった話。

凡人山田を演じたのが、松井さんだった。
普通な感じだった(笑) やさしそうで、温厚そうな。
失礼ながら劇団の主宰者には見えないぞ(笑)

何より驚いたのが、佐藤を演じた岩井さんのうまさ!!!
岩井さんはすでにかなり有名人で、いろんなところに出ているが
それは、ご本人のキャラクターがおもしろかったり、書くものがおもしろかったりするせいだろうと思っていた。
しかし!! 演技もずば抜けてうまい!!
この集中のしかたは何だろう。 憑依タイプなのかな。 いや違う気がする。
本当にうまくてびっくりした。 (岩井さん今まで誤解しててゴメンナサイw)

ミキ役の内田さんも美しくてじょうず。
(NHK教育テレビの「みぃつけた」」のデテコをやっているんだって! 見てますよー♪ )
つぶやくような演技が最初多かったのだが
ラストの方の声量や迫力、歌声に感心。

コンビニの店員さんもチョー怖かった(笑)



舞台全体が、ほぼ口語。
そして普通の声量。 演劇チックに声を張ったり滑舌ハキハキしゃべったりはしない。
話が盛り上がらなくて気まずい間、みたいなので全編おおわれている。
これはいったい、どういう脚本になっているんだろう?
あの、「あ、・・・・え・・・・・あぁ、えへへ・・・・・・・あ、・・・な、なに?」みたいな会話は
どう書かれているんだろう?
あれは脚本に書いてあることなのか、それとも演出でああなっているのか???

すごく疑問に思ったので、「て」の脚本を購入してみました。(まだ読んでないけど)



やっぱり評価される舞台、評判になる作家って言うのは
他にない魅力を持っているものなのだなあと、あらためて納得。

からだや大声を使ってアピールするわけでなく
チェルフィッチュほど奇抜なスタイルなわけでもなく
でもなんだか魅力的。中毒になりそう。 
他の作品もぜひ見てみたいと思いました。
テレビでやらないかな、「て」。




おもしろかったです。
次回作は、ユースケ・サンタマリアさんとか有名人を使った舞台で
東京でしかやらないみたい。
またぜひ福岡においでください。 次回は、北九州だろうと無理して見に行きます!


劇評を書く予定です。(がんばれ)

| 01:06 | 舞台感想 | comments(0) | trackbacks(0) |
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