舞台の情報 観劇記録 感想  そして戯言


本日はご来場いただき まことにありがとうございます

このたび 別ブログに掲載していた劇評もこちらにまとめました
<< July 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| | - | - | - |
中高生がオトナの作品(既成脚本)に取り組むことについて
JUGEMテーマ:演劇・舞台


友人から、マギーさん(俳優・演出家の) のブログ記事を教えてもらったんですが
そこには『バンデラスと憂鬱な珈琲』を、高校生がクラス演劇として上演したことについて
書いてありました。
ちゃんとマギーさんの所にも許可を取って、手続きも踏んで、上演したそうで
完成度も高く、マギーさんも非常に感心した、というような内容でした。


私は先日、NHK教育テレビで
高校演劇全国大会の優秀校の作品を上演した番組を見たんですが
その中で、青森の高校の『あゆみ』という作品がとても印象に残りました。
構成がびっくりするような、
他の作品とはまったく違う作り方で、
これは相当な人が書いたホンだろうと思ったら
〈ままごと〉の柴幸男さんの脚本でした。

そして今日、NHKで放送された『演じて育て 青森で白熱、演劇教室』という番組では
青森の劇団 〈渡辺源四郎商店〉の行っている、中学生向けワークショップのようすが放送されました。
中学生が4日間で脚本に取り組み、上演をするというもの。
劇団代表の畑澤聖悟さんは、高校演劇の指導もしていて、
全国大会で入賞するなど実績を残されている方でもあります。
で、今回の中学生のワークショップは
以前高校生が上演した『ともことサマーキャンプ』という、畑澤さんの作品に取り組んだのです。

青森の話ばっかりで、青森って演劇盛んなのかしら、と思ったら
なんだ、高校大会の『あゆみ』の脚色・指導をしたのも、畑澤さんなんだって。

〈渡辺源四郎商店〉は、テレビにも取り上げられるし、
先日の演劇祭のパネルトークでも話に挙がった、注目の劇団です。


こういう、プロが脚本・上演した舞台を、中高生が演じるのって
すごくいいと思うんですよね。
中高生の演劇部が作る舞台は、自分たちで書いた脚本や、顧問が書いた脚本や
「高校生演劇脚本集」みたいな、昔の高校生が書いた秀作から選んだり
そういうのが多いと思うんですけど
もっと、普通の、プロが作ったホンを上演してもいいと思うんですよ。


私が高校生の時、(私の高校には演劇部がなかったんですが)
うちの地域の演劇祭があったので見に行きました。
そこで、近隣の進学校なんですが、北村想『寿歌』をやったんですよ。
たった3人で。
またこれが上手かった!! 今でも忘れられません。 衝撃でした。
私はその上手さにも感動したし、
こんなレベルの高い脚本を高校生がやるっていうことにも感動したし
やればできるんだ!ということにも感激でした。
(主役の男の子にファンレターを書いて、数年文通しました。
 ミーハー根性はこのころから??)

後藤ひろひと大王も、以前コラムで書いていましたが
学生に、なぜ ありがちな文部省推薦みたいな舞台しか見せないのかと。
自分たちの劇団を呼んでくれ、こっちの方が絶対おもしろいんだから。
つまんない道徳的な舞台ばかり見せるから、演劇が敬遠されてしまうんだ、
そんなことを書いていました。
実におもしろい意見だと思いました。


もっと中高生も、いろんな芝居をやったらいいと思います。
いじめや、思春期の悩みや、現代の若者っぽい内容や言葉づかいの作品もいいけれど
そればかりじゃなくて、
思い切ってプロがやるような作品に取り組んだらいいんです。
学校の観劇教室でも、そういうのを見せたらいいんです。

それには、顧問や指導教員の、演劇に関する知識がどうしても必要ですけどね。

その点、渡辺源四郎商店は・・・・というか畑澤さんは、いい活動をしておられる。
すばらしいと思います。
全国各地にああいう演劇人がいたらいいのに。
(まあ、今回の中学生の取り組みは、
いい舞台を創ることが目的ではなく
その作品に取り組むことによって、参加者が精神的に学び成長する、ということが
目的だったようですけどね)


今回、福岡・九州演劇祭では
(中高生ではないけれど)大学生が『髑髏城の七人』を上演しました。
これは、いろんな大学の演劇部員が集まったプロデュース公演でしたが
評判も良かったし、行なった意義も高かったという評価も聞きました。
『アカドクロ』をやっちゃおうっていう、着眼点がすばらしい。
(中島かずきさんも、稽古を見学に来たとか!)
すごくいい取り組みだったと思います。


そういう風潮が、もっと広まったらいいな、と思いました。  というお話でした。(オチなし ^^;)

| 23:42 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| | - | - | - |









 
この記事のトラックバックURL

トラックバック機能は終了しました。