舞台の情報 観劇記録 感想  そして戯言


本日はご来場いただき まことにありがとうございます

このたび 別ブログに掲載していた劇評もこちらにまとめました
<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| | - | - | - |
ナルシさんのこと 福岡の演劇のこと
JUGEMテーマ:演劇・舞台

ごぶさたいたしました。
まどかぴあワークショップの、第2回目の講座のこともすっ飛ばして
第3回目が終わってしまいましたw

第3回目は《実践演技編》で、講師は池田成志さん。
ワークショップに関してはまた改めて書きたいと思っています。



さて、
池田成志という、郷里が誇る(笑)個性派俳優。
間近で見られるのを楽しみにしていました。
調べたらなんと、私のダンナ様と同い年でした(笑) なのになぜそんなに髪があるのですかっ!!
そして足が細っっ!!
なんだか足の細さがこう・・・不思議なアンバランスさを・・・(笑)


ナルシさんは、非常に細かく深く演出をつけてくれていました。
2日目、3日目は台本を元に立ち稽古になったわけですが
その時印象に残ったのは、演技が固まっている俳優さんを強く注意していたこと。

これは常々、私も舞台を見ながら気になっているところでした。
また福岡には、そういう俳優さんが多い気がする。
そしてそれが「個性」だと思い、客もそういう俳優さんの演技が好きで、そういう演技を期待して見に来る。
つまりはまぁ、ファンなのだろうけど。
好きな劇団、好きな役者さんを見に来て、その人らしい演技を楽しんで喜ぶ。
そういうのが多いことが気にはなっていたのです。
だから福岡の演劇は発展しないんだな、突出したものが出てこないんだな、とボンヤリ思ってはいました。
でも、それがお互い楽しいのだから、そういうお土地柄というか、それでいいならいいのかな、と思い
でも私自身はそういうのにはあまり刺激されないから、最近ではDMをいただいてもあまり食指が動かなかった。
ま、だいたいこんな舞台だろう、って思うから。

しかしナルシさんが演出をつけるのを見ながら
そうだよな、個性ってそういうもんじゃないよな、と再確認させられました。



 
Read more ...
| 09:19 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
非常事態に、演劇はどうあるべきか
JUGEMテーマ:演劇・舞台

たいそうなタイトルを挙げましたが、むずかしいことを言いたいわけじゃありません。


大地震が起きたのが金曜の午後。
金曜から初日を迎える小さな演劇団体もたくさんあったことでしょう。
また3月は、注目公演メジロ押しでした。
NODA・MAP 「南へ」 
PARCO劇場 三谷幸喜「国民の映画」
キャラメルボックス「夏への扉」
無名塾「炎の人」
劇団四季も公演中だし、三月大歌舞伎もあるし、堂本光一くんの「SHOCK」もありました。

3月11日(金)〜13日(日)は、どうも施設点検ということで
東京都からの命令で劇場全館が休館になったようで
その後の再開については、劇場・劇団それぞれの判断に任されたようです。

公演をすぐに再開したところは、けっこうありました。

NODA・MAP、PARCO劇場、キャラメルボックス等は、すぐに再開(15日、16日頃)

無名塾は、仲代さんの考え方から全公演中止。

三月大歌舞伎や、光一くんのSHOCKは中止(宙乗りなどもあるからとのこと)

詳細は、各公演HPをご覧ください。


NODA・MAPの野田秀樹さん「国民の映画」の三谷幸喜さんさんなどは
上演再開についてのメッセージを、公演サイトに載せています。

こういう時に、演劇を上演することはどうなんだ、
あるいは見に行くことはどうなんだという問題は
とても難しいと思います。
大勢の人が死んだり、家族を亡くしたりした人がいる時に
娯楽を楽しみ、時には笑ったりすることは、不謹慎ではないのかという。

さまざまな考え方があると思いますが、
私は、それぞれができることを精一杯することしかできないと思うんですよね。
芝居を作るのがライフワークの人は、芝居を一生懸命作ってやるしか・・・・。
(お笑いとかの人はもっとビミョーだと思うんですけど)
そして、演劇を見ることで、生きる力をもらえる人は、必ずいると思う。

観客側も、不謹慎だから、そんな気になれないから、見ないという考え方も、
もちろんアリだと思うんです。
それは人それぞれの考え方ですから。
ただ、見に行く人のことは非難しないでもらいたいし
見に行った人は、それを引け目に感じないでもらいたいなーと思いますね。
観劇は観劇。 他の所でもいくらでも支援できるんですから。

ただちょっと心配なのは、計画停電ですよね。
23区内は停電しないらしいから、区内の劇場はいいけれど
計画停電に入っている地域の劇場は、公演は無理でしょう。照明落ちたりしちゃうし。



芸術というのは、このように大変なことがあった時こそ
人の力となるものだと信じます。
まだまだそんな状態ではないですが
もう少し落ち着いて・・・1年後かもしれないし、3年後かもしれないけれど
演劇を見たり、芸術作品に触れたりすることで
きっと力や生きる希望を見出す被災者のかたもいることでしょう。
特に、若い被災者の人たちは。


最後に、キャラメルボックスの製作総指揮の、加藤昌史さんのブログ記事を紹介します。
http://caramelbox-kato.blog.so-net.ne.jp/2011-03-21  (勝手にごめんなさい)


この記事の最後にこうあります。

みなさん、外に出ましょうっ!!
 交通機関を使いましょうっ!!
 そして、いろんな街で消費しましょうっ!!
 まとめて買わないで、いろんなお店でちょこちょことお金を使いましょうっ!!
  
 重ねて、お願いです。
 特に東京以西の皆さん、家にこもっていないで、街に出ましょう。
 東北を中心とした被災地にお住まいの方々のために、消費しましょうっ!!


西日本の人間が、活発に生きていくことが
被災者を助けることにもなるし、日本の活気を保つことにもなります。
買占めなんかしていたら、ますます日本の経済は停滞し、
東日本だけでなく、日本全体がダメになってしまいます。
悼み同情する気持ちはもちろんわかりますが
一緒に泣きながらじっとしているだけでは、何も変わりませんよね。



演劇関係者はきっと、直接的支援ができず演劇にかかわっていかなければならない自分の在り方を
常に考え悩んでいると思います。

でも、がんばろう!! 一緒に、みんなで。
そして
劇場の灯を消さないで!


| 11:52 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
岡田利規 @朝日新聞《オピニオン》
JUGEMテーマ:演劇・舞台
 
朝日新聞朝刊、中ほどの《オピニオン》のページに
今日は岡田利規さんの文章が載った。

オピニオン[論劇]  『ニッポンの若者』
110112_0916~01.jpg
文章といっても、戯曲である。

先週は宮沢章夫さんのものが載った。
( [論劇] 『人間多様性の国 ニッポンver.2.0 』 )
私が知る限り、先週から週1回水曜日に掲載のようだ。

戯曲の形をとって、現在の日本の問題を指摘している。


宮沢章夫さんの方は、規制や区別(差別?)についての内容で
こちらはちょっと・・・・宮沢さん特有のちょっとヒネた書き方だから(笑)
読んだ人の好き嫌いはあるかもしれない。

でも今日の岡田さんの文章はよかった。
これは、中高生なんかが読む、あるいは実際演じてみたらいいんじゃないか、
というような内容であった。

Read more ...
| 09:07 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
中高生がオトナの作品(既成脚本)に取り組むことについて
JUGEMテーマ:演劇・舞台


友人から、マギーさん(俳優・演出家の) のブログ記事を教えてもらったんですが
そこには『バンデラスと憂鬱な珈琲』を、高校生がクラス演劇として上演したことについて
書いてありました。
ちゃんとマギーさんの所にも許可を取って、手続きも踏んで、上演したそうで
完成度も高く、マギーさんも非常に感心した、というような内容でした。


私は先日、NHK教育テレビで
高校演劇全国大会の優秀校の作品を上演した番組を見たんですが
その中で、青森の高校の『あゆみ』という作品がとても印象に残りました。
構成がびっくりするような、
他の作品とはまったく違う作り方で、
これは相当な人が書いたホンだろうと思ったら
〈ままごと〉の柴幸男さんの脚本でした。

そして今日、NHKで放送された『演じて育て 青森で白熱、演劇教室』という番組では
青森の劇団 〈渡辺源四郎商店〉の行っている、中学生向けワークショップのようすが放送されました。
中学生が4日間で脚本に取り組み、上演をするというもの。
劇団代表の畑澤聖悟さんは、高校演劇の指導もしていて、
全国大会で入賞するなど実績を残されている方でもあります。
で、今回の中学生のワークショップは
以前高校生が上演した『ともことサマーキャンプ』という、畑澤さんの作品に取り組んだのです。

青森の話ばっかりで、青森って演劇盛んなのかしら、と思ったら
なんだ、高校大会の『あゆみ』の脚色・指導をしたのも、畑澤さんなんだって。

〈渡辺源四郎商店〉は、テレビにも取り上げられるし、
先日の演劇祭のパネルトークでも話に挙がった、注目の劇団です。


こういう、プロが脚本・上演した舞台を、中高生が演じるのって
すごくいいと思うんですよね。
中高生の演劇部が作る舞台は、自分たちで書いた脚本や、顧問が書いた脚本や
「高校生演劇脚本集」みたいな、昔の高校生が書いた秀作から選んだり
そういうのが多いと思うんですけど
もっと、普通の、プロが作ったホンを上演してもいいと思うんですよ。


Read more ...
| 23:42 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
朝倉摂さんの年齢
JUGEMテーマ:演劇・舞台

100914_2133~01.jpg
今日の朝日の夕刊に、朝倉摂さんが載った。

朝倉摂といえば、日本の舞台美術の第一人者。
私の見た舞台もいくつも担当されてた。
野田秀樹もよく使ってたと思う。

そんな朝倉さん、
名前と、作られた舞台のイメージから
『スレンダーで頭がキレる感じの、50代くらいのカッコイイ女性』というイメージを
勝手に持ってました。
服は黒!みたいな。 いつもスリムなパンツルック!みたいな。

そしたら
今日の記事に「1922年生まれ」とあった。

1922年!?

きゆ、90歳近いの!!??(◎o◎)

知らなかった…
というか、
朝倉さんの年齢について考えたことがなかった。
舞台のかっこよさと名前の字面から
先に書いたようなイメージを持ってて、
そのイメージは年をとることがなかった。


てーことは、
私が「さすが朝倉摂、カッコイイー」なんて見ていた舞台は、
10〜20年前としたって
60〜70代の作品なわけ!!?

すごいなー。
新聞記事によると、
NYへ行ったのが47歳のとき。(1969年!)
その後、自分の作品も何かが変わった、とおっしゃっている。

そうかー
そんなお年を召した方だったのか…


まだ現役で舞台作っておられるのかしら…(*^-^*)
| 22:11 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
劇評を書くにあたってのこと
JUGEMテーマ:演劇・舞台

私がよくお邪魔している、演劇情報等を載せているある方のブログで、
読売新聞に載った、ある公演についての劇評に関するご意見が書いてありました。


役者4人による精緻な幾何学的動きを評して「M氏による演出の腕か」と
書いていますが、「か」などと曖昧にぼやかしているのが、そもそも変。
劇評書いておいて「か」はないのでは・・・?
(中略)
あの独特の動き方を観て、スタッフ一覧を見れば、ステージングに担当の
Oさんのお名前を見つけて、そこに関連を感じそうな気がするのです。
Oさんと言えばマイムや独特の振り付けで有名な方で、(中略)
読売新聞の劇評を任されるくらいの芝居見のプロが、Oさんを知らないなんて事はない筈。


うーーーん。 こういうの怖いですよね
劇評を書く側としてはですね。

私も劇評を書く人になりたいと思っているのですが
私よりたくさん舞台を見ている人、私より知識が豊富な人は
一般の方でもたっくさんいらっしゃるわけです。
それでも一応いろいろ調べて、間違いのないように心がけて書くんですけど
見落としや、知識不足が、まったく無いとは言えない。

もしそれが、新聞や雑誌などに掲載される文章であった場合は
このように「?」と思われる人がいるわけで、
それは、書いてる側としては恥ずかしいと言うか、悔しいことですよねー。

また、断定するほど自信がないときに、
私もときどき「か」や「なかろうか」「よいのでは」などを使いますが
私の場合はほとんど「・・・っつっても自信ないけどネ」みたいなニュアンスを含ませているわけです。
それはたしかに卑怯なのかもしれませんね。
今はまだ本当に勉強不足なので、曖昧にぼかさないと書いて行かれないことも多いのですが
もう少し書けるようになったら、曖昧な表現は減らさないといけませんね。


劇評って、だれも評価してくれないんですよ。
うまく書けてるのか、 なるほどと思ってもらえてるのか、 意味わからんと思われているのか
その視点グッジョブ!!なんて思われたらすっごくうれしいんですけど
そんなこと言ってくれる人はいないわけです。
書いても、文章や内容を添削してくれる人もいない。
だから、自分のセンスを信じて書き散らすしかないような状態です。

このような文章を読むと、耳が痛いと同時に
大変に勉強になります。


がんばりましょう


 

| 23:44 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
井上ひさしさんを悼む
JUGEMテーマ:演劇・舞台


100413_0836~02.jpg

何の因果か
ちょうど『吉里吉里人』を読んでいたのである。
図書館で借りて。わざわざ閉架から出してもらって。

せっかくだから記念撮影。

たくさんの描写。
たくさんの脱線。
溢れ続けるユーモア。
井上さんが隣にいて、ずーーーっとおしゃべりしてるような小説だ。


今朝の新聞には
私の敬愛する扇田昭彦先生、山口宏子さん両氏の
追悼記事が載りました。
私が言いたいことを
「そうその通り!」という表現で書かれてあったので
抜粋しますが
演劇をよく知らない人にも読んでほしいので、《楽屋》に書きます。
よろしければお越しください。

著名人からのコメントもいくつかありましたが
阿刀田高さんのコメントの中にあった、井上ひさしさんの座右の銘を抜き書きします。

「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、
         深いことを愉快に、愉快なことをまじめに」


その通りの作風と人生であられたと
あらためて思います。
| 08:50 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(1) |
大宮エリーさんを識る
JUGEMテーマ:演劇・舞台


昨日(3/7)の「ソロモン流」という番組が、大宮エリーさんの回だった。

エリーさんは舞台を作ったりもしていることから名前は知っていたし
なんだかいろんな方面で耳にするので、
何の人だろう? 演出家でも劇団やってる人でもないよね・・・とずっと思っていた。

地方にいてちょっとボンヤリしていると、
こういう若手とか別ジャンルの人とかのことは、演劇情報として入手しにくい。
エリーさんだって、舞台をプロデュースしてたから知ったけど、何の人なのか全然知らなかった。
町田マリーさんとは違うの?みたいな認識(笑)
こういう情報までをつぶさに網羅して先取りする余裕と体力は、さすがにないなあ、一介の主婦には。

でも昨日の番組で、いろいろわかって良かった。

エリーさんは、30代の若いお姉さんでした。
もとは電通でCM作ってたらしい。独立して4年目くらいだそうな。 
そしてマルチな才能を各方面で買われ、
今は本も出してるし、映画も撮ったし(西島秀俊と宮崎あおいを使っているという!!)
舞台も作ってるし、ミュージシャンのステージの演出もしてるし
講演やコラム書きや・・・・・とにかくもういろんなことをやっている。

すごいな。 すごいけど本人はいたって自然体みたいな人。
やっぱり会ったり話したりすると「何か違う」感じがするんだろうか。(東大出だしw)
だって、電通入った東大出身のCMクリエイターなんて、何百人っているでしょう。
その中で彼女だけ傑出するっていうのは、
やはり何か特別な魅力があると同時に
彼女がモノを作り出す意欲がすごいんだろうなと思いました。


今回、舞台関連としては、「シンガー5」という、
紀伊国屋ホールでやった舞台について触れていた。
5日間で、5日とも違う内容・出演者の舞台を上演。
それぞれの日にミュージシャンが1組ずつ入っていて、音楽ともコラボしてる。

おもしろい企画だけど、これを実現するのはものすごく大変だろう。 ちょっと無謀とも言える。
でも「できる」と思って、実際やり遂げてしまうんだよね。
『演劇』としてどうかというのは横に置いといて
やっぱりそういうマルチな畑の人だから、自由な発想でこういうものが創りあげられるんだろうな。
そして何より、きっとエネルギーが凄いんだろうと思う。


大宮エリーさんが演劇やってるのを知ったのは「GOD DOCTOR」という作品で
福岡にも、たしか来たんだけど見れなかった。
評判はあまりパッとしなかったような記憶がありますが、
またエリーさんの作品に触れる機会があったらな〜と思います。


というわけで、結論。
大宮エリーさんはクリエイター だということがわかりました。



つけたし:
「シンガー5」に触れた場面では
八嶋智人さんと音尾琢磨さんが演じる回を取り上げていました。
二人とも好きな役者さんなので、得した気分(^^)
 (音尾さんの顔が意外とデカいというのを発見w
 そしてまた女装してた。音尾さんが演じる女はカワイイんだ〜♪ )
音楽担当は EGO WRAPPIN’。 これまた大好き!!
早くCDを借りなきゃ!(・・・といつも思っていて借りれていない)



 
| 10:51 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
「上海バンスキング」に寄せて
JUGEMテーマ:演劇・舞台
 

今日の朝日新聞の夕刊に、私の敬愛する扇田昭彦先生の劇評が載りました。
作品は「上海バンスキング」
シアターコクーン20周年記念に、ほぼ当時のままのキャストで再演されている舞台です。


上海バンスキングを私が見たのは、たしか小学生の時でした。
郷里の、大きな市民ホールで見たのです。
つまりあの公演は、全国を回っていたのですね。

バンドの生演奏、
吉田日出子という、特別な美人でもないのにものすごい魅力を持った女優、
その吉田日出子の歌声、舌足らずなしゃべり方
戦争などがからんで不安定な異国の地の喧騒
そして夢のように美しくて哀しいラストシーン。

あんな舞台は初めて見ました。忘れられない感動をおぼえました。


その上海バンスキングが、当時のままのキャストで再演、と聞いて
正直「・・・・・どうなの?」と思いました。
だって、皆さんもう、60歳過ぎてたりするでしょう?
あの話には恋物語も入ってるし、どうなんだろう、って。
マドンナ吉田日出子の色気と透明感はどうなんだろう
バクマツのワイルドな感じはどうなんだろう
笹野さんとか小日向さんとか、テレビに出ちゃってる人が目についたりしないんだろうか・・・・

でもね、すごく良かったみたいなんです、扇田先生の評を読むと。


いつぞや、大人になってからビデオを見たんですが
その時驚いたのは、脚本のすばらしさ。 本当にしっかりしているし、よく出来た脚本。
時代背景や、不安定な政情と不安定な人々の心情を
とても見事に表現し構成してあるのです。
(小学生の時には、さすがにそこまではわからなかった)
そしてやっぱり楽曲のすばらしさですね。 歌が忘れられないんですよね、耳に付いて。
だから脚本と音楽の力が揺るがないから
役者がちゃんとしていれば、年齢や時間は関係なく、すばらしい作品になるのですね。

このホンは、もっと他の団体や役者さんがやってもいいと思うんだよね。
なかなか吉田日出子は越えられないとは思うけれど。


ああ、見てみたかったな。 テレビ放送希望!!


追記で扇田先生の劇評を載せます。 (先生、許可なくごめんなさい。新聞掲載記事なので許してください)






Read more ...
| 22:28 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゲキ×シネ「蜉蝣峠」 感想
JUGEMテーマ:演劇・舞台
 
ゲキシネを見て来ました(^ー^)
内容についての私の感想は、一番下の追記をお読み下さい。
(「*楽屋*」に載せた記事とほぼ同じです。)


ここではゲキシネについて語ろうと思います。


ゲキ×シネ》は、劇団☆新感線の登録商標です。うそですw
劇団☆新感線が、自分達の公演をカメラで撮り、それを編集して映画館で上映するものです。
普通の舞台の録画と違って
16台ものデジタルカメラで撮影。
音響もドルビー。(詳しい事はわかりませんが)
それをお客さんもいる公演時に収録します。
もちろん役者さんは普通にナマの舞台を務めているし、お客さんの拍手や笑い声も入ります。

で、それを編集して映画として上映するわけですが、
このレベルの高さがすばらしい!
舞台の美しさ・・・・照明、効果、そしてもちろん役者の動きや表情のアップ。
それを忠実に再現していると言えます。
編集も、「えー、ここをアップにしたらこっちの面白いとこが見れないじゃん!」なんていう下手な編集は一切ナシ。
よくお客さんの心理と目線を理解して、しかも美しさを損なわず編集されていると思います。

だからこそ、本当に舞台を見ているような感じです。
しかも特等席で、
しかも特に見たいところはアップで、
見せてもらっているような感じ。
見終わってから、「あれ?今私は舞台を見ていた・・・・んじゃなかったのかー!」という
不思議な気分になります。

私も、「舞台はナマが一番!」派でしたので、ゲキシネどーなんだ?と思っていましたが
見たら本当にすごいし面白かった。

これは一つのジャンルだと思いますね。
「映画」「舞台」「ゲキシネ」。それぞれ別物でしょう。
「ナマの舞台とどっちが・・・」と比べるものではないような気がします。

惜しむらくは、これができるのが現在は新感線だけだということです。
また新感線の舞台だからこそ、ゲキシネにしても面白いのかもしれません。


劇団☆新感線は、大阪の小劇場出身ですが
いまや 一大エンターテイメント集団となりました。
あの豪華客演陣や群舞を見て、これが小劇団出身か!と思うと、本当に脱帽です。
いのうえさんや劇団員の皆さんの目指すところが、高かったんでしょうね。
そして能力もあったのでしょう。
さらには、新しいジャンルを開拓していくバイタリティーがあったんだと思います。
「いのうえ歌舞伎」だとか「ゲキシネ」だとか、よくそれを思いついて実現してきたなあと。


ゲキシネ次回作は「蛮勇記」だそうです。
これも本当に話題になった舞台。
上川隆也堺雅人、そして早乙女太一が出ているとなれば
そりゃスクリーンで見たいですよね!
こんなキャスティングすらも映画的。 
だけど役者が演じているのはカメラ相手じゃなくて客相手。演技はナマです。 映画とは違う。

実におもしろい。(ガリレオ湯川教授)




それでは中身についての簡単な感想を、追記にて。




Read more ...
| 10:47 | 語る。 | comments(0) | trackbacks(0) |